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5度目の中国赴任となりました。最初の赴任から20年以上経ち、北京の大きな変化を実感しています。
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九寨溝のお土産


残念ながら、九寨溝で美味しい食事にはありつけませんでした。お土産は???

まずは銀細工。特にお願いはしていなかったのですが、ガイドさんがコースに入っているとかで、チベット族の村へ。そこは銀細工のマーケットでした。銀には悪いものを吸着する作用があるそうです。湿気が高い高山に住むチベット族は関節痛になりやすく、民族衣装もそういう箇所には銀を使っています。膝とかベルトとか。

・・・腰の銀ベルトは素敵なのだけれど、重いよね、だいたい私が民族衣装を着ているわけでなし、普通の服には似合わない…と、売り子さんに言うと、直接肌につければいいと言われました。うーん、腹巻代わりに銀のベルトを巻いて毎日暮らすなんて。…次に出されたのが銀のお茶碗。普段にご飯を食べてもいいし、中に卵白を入れてラップをかけてから関節の悪いところに当てると具合がよくなる、大変お得なお茶碗です(っと言う風に聞こえたんだけど、違うかも)。うーん、銀のお茶碗って…。次は銀の腕輪。ナント、これで刮痧もできます。模様にはいろいろ意味があって、これは家族の健康を祈る模様です。あなたの年齢にはピッタリ。細いタイプを選ぶと、これは交通安全で車を運転する人ようだと言う。こちらも指輪も素敵ですよ!…結局、腕輪と指輪を購入しました。セールストークに引っかかったかなぁ。 
 

銀マーケットはこんな感じ。観光客がバスで次々と送られてきます。この銀は純度が高く、悪い銀だと火であぶると黒くなるとのことで、その実験もやっています。本物の銀を見分けるには火であぶるか、何とかという薬品で確認することだそうです。グラムで売っているので、私の重い腕輪もそれなりのお値段!齢のせいで指の関節がジンジンと痛んでいたのですが、気のせいか銀の指輪をするとましになりました。
 

次にガイドさん兼運転手に案内されたのが、特産品の漢方薬の原料も売っているお土産モノやさん。これはヒトデかと思ったら夏草冬虫です。こんなに束に丸くしてあるのなんて初めて。たいがい一本ずつ、店頭で貴重そうに並んでいるのに。
 

こちらも貴重な漢方薬らしい。天麻とかいうもので、ここのは質が大変いいそうです。内モンゴル親子の食いつきがすごい!あと川貝とかいうのもすごくいいらしい。…日本人にはチンプンカンプン。
 

でも、これは分かります、サフラン、蔵紅花。サフランをなぜか丸く束にして売っています。偽物は水に入れると水が赤くなるけど、本物は黄色くなります、とお店のおばちゃんが紹介してくれます。…これって今年の315特番でやっていた気がする。運転手兼ガイドさんが、チベット族は高地に住んでいて色黒で頬高だけどシミがないのはサフランを飲んでいるから、これは婦人病に効く、と言っていたのを覚えていて、これには私が食いついてしまいました。一束買ったら一年分だって。毎日飲みはしないから、まぁ3年分はあるね。

あとはビールのアテに青稞(ハダカムギ)を炒ったものとチベット茶を購入しました。銀細工は重くて使いにくいけど、まぁ、思い出になるお土産たちです。

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