今回の旅行で楽しみだったのは康巴と会うこと。旅行に行く前にある人から、四川省のチベット族に康巴という人たちがいてメチャクチャイケメン揃いらしいと聞きました。康定情歌で有名な康定の更に奥に入ったところに行ったとき、なぜかフィンランドなどの北欧の女性がたくさんいて、次々にテントの中に入っていくそうです。テントの中には美丈夫な康巴がいて、彼の遺伝子をもらうべく北欧から女性たちが来ていたとのことでした。??ホント??ぜひ確かめなければ。
ガイド兼運転手のチベット族に聞くと、この辺りには4つの部族があるそうです。康巴しか聞き取れなかったのですが、康巴が一番多いとか。また彼らは身体がとても大きく、女性も平均身長が170cmはあるとか。
チベット族のステージを見たのだけれど、どれが康巴か分からない。でもこの写真の通り、確かに全員イケメンでなんだかセクシー!民族衣装がセクシーに見せるのでしょうか。
チベット族は黄色、青、緑、赤等の幟を立てたり、小さな旗を飾ったりしています。黄色は太陽、青は空、緑は山、赤は?…忘れた。それぞれの布には経文が書いてあるそうです。でもチベットの女の人はその意味を話せません。知りたかったら男性に尋ねてください、とチベットの女性に言われました。また、未婚の女性を写真に撮ってはいけないそうです。やっぱり神秘的。
観光客向けに開放しているチベットの村に行きました。村の入り口で黄色い布をかけてもらいます。その布をチベット人のお坊さんの写真が祭ってある仏壇(?)みたいなところに掛けて、大きな建物の中に入ります。そこがレストラン。
中はこんな感じで、大勢が火鍋を食べています。司会のおねぇさんがマイクを使って大声で何かを言っています。”何とかカンとか!(多分コンニチワ)”すると周りの観光客が全員で”何とかカンとか、シュー!”。おねぇさんはすごく喜んで和田あきこみたいにVサインをしながら ”イェーィ!”。…なになの? チベット人の歌手による歌等もあるのですが、終わるたびにおねぇさんがVサインで”イェーィ!”。誰か日本人が教えたのかなぁ。
火鍋はこんな感じ。かなり辛いお鍋です。お肉はヤク。お鍋のお肉はOKでしたが、ボイルしたヤクや焼いたヤクはちょっと…。ボイルしたものはなんだがふにゃふにゃで噛みきれない。焼いたものは固くてやっぱり食べられない。チベット族は歯が強いと思う。ヤクの乳のミルクティーは温かくて塩味で、これは美味。
”イェーィ!”のおねぇさんは其々のテーブルを回って歌を歌います。歌い終わるまでにお酒を飲み干さないとダメとかで、同じテーブルのおじさんが苦労しながら乾杯しました。出てきたお酒は青稞薬酒。漢方の臭いがするアルコールはあまり高くないお酒でした。青稞は高地で採れるハダカムギ。青稞ビールもありました。…おねぇさんの横に立っている給仕のおにぃさん、やっぱりイケメン!
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