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北京暮らしの毎日を思いつくまま。
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5度目の中国赴任となりました。最初の赴任から20年以上経ち、北京の大きな変化を実感しています。
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王府井でお買い物

久々に王府井でお買い物をしました。王府井もずいぶん変わりましたが、まだまだ残っている老舗のお店もあります。お箸屋さん、帽子屋さん、布鞋屋さん、布地屋さんに仕立て屋さん、お茶屋さん…。
まずは布鞋屋さん。場所が変わった気がするけど、観光客でいっぱい。北京の布鞋はカワイイので、見るといつも買っちゃいます。今回も日常履きに買ってしまいました。

うん!やっぱりカワイイ。

次のお目当ては布地屋さん。実はチャイナドレスっぽいワンピースが大好きで、中国でよく仕立ててもらっています。北京ではこの王府井のお店をよく利用していました。日本でも会社に時々着て行っていたのですが、中年太りのせいで、前に作った服がパツンパツン。立っている時はいいのですが、座るとえらいことになります。…齢をとるのって悲しい。
…で、布地を買って、今のサイズで仕立ててもらうことにしました。以前は安ーいっと思ったのですが、今は結構仕立て代にかかります。仕立て代が1着1100元+布地、裏地代。まぁオーダーメィドと思ったらお安いですが。
 
中国ではオーダーメィドで服を作る人がまだ多いみたいで、店内も結構人でいっぱい。仕立て屋さんは、新しいお客の相談やら、仮縫いやらで大忙し。私は、ピチピチにしないように、座った時にスリットがめくりあがらないように、首が詰まりすぎないように等…いろいろ注文させていただきました。5月にはできるかなぁ…。出来上がりが楽しみです。

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内モンゴルで植樹

うちの会社では年間10万本を植樹するという環境保護活動を数年前からやっています。年間10万本と言うのは結構きつい数字で、枯れちゃったり、南にある工場は周囲が緑でボゥボゥで植樹する場所を探すのも大変…ってことで、内モンゴルのオルドス市の林野局と契約し、ダラト旗の砂漠の近くに年間10万本を植樹することにしました。

ってことで、ボランティア活動に参加する全国の社員や日頃お付き合いのある団体、ネットで募集したボランティア参加者と一緒に、ダラト旗へ植樹に行ってきました。


包頭から車で一時間ほど行ったところにダラト旗があります。旗と言うのは、村っていう意味ですね。中国では県というのですが、ここでは旗と言うそうです。途中、黄河を渡ります。…黄河って内モンゴルも通っていたのね。地理がよく分からん。水がほとんどないのですが、昨年は白鳥がいっぱいいたそうです。今年はタイミングがちょっと遅く白鳥はどこかへ飛んで行ってしまったみたい。


こちらがダラト旗の中心…だと思う。こんなところでもビルがにょきにょき建っています。オルドスとかダラトとか、モンゴルっぽいロマンチックな響きの地名が素敵です。朝青竜はドルジだったよね。大阪場所の時に、ドルジという名前のケーキが売られてました。ダラトと言うのはモンゴル語で宮殿と言う意味だとか。ここから更に高速で1時間半行った砂漠の近くで植樹です。


林野局の人たちも参加しての式典の後、植樹開始です。これは去年植えた木。頭の部分の濃い緑のところが1年間で大きくなった部分、1年経ってもまだ小さい。…何年経ったら緑いっぱいになるのかしら。


これが今年植えた木。総勢100人がかりで約500本。あらかじめ林野局の人が穴を開けていてくれていた場所をスコップでさらに掘り、木を置いて、砂を掛けます。足で踏み固めた上に、バケツで運んできた水をあげて出来上がり。ここらの土地は全部砂地でかなり深く掘らないとしっかりと植えられません。普段スコップなど使ったことがないので、結構大変…!途中で内モンゴルテレビの取材を受けたのですが、モゴモゴしてうまく話せなかった…。中国語、勉強しないと。


最後に林野局の人が給水車で水をこんなになるくらい上げてました。こうしないと根付かないそうです。この比較的大きな木は記念樹で、私も1本植えさせてもらいました。

帰り道、林野局の人たちが私たちに代わって植えてくれた砂柳を見に砂漠へ行きました。

この地面から突き出ているのが砂柳。地下に60-70cm植わっているそうで、こんな風に砂に突き刺しただけでも、根付いたら細い枝が地上にたくさん出てくるそうです。こんな風に枯れてもまた生えてくるし、途中で切ったらもっとよく生えてくるし、枯れた枝も燃料やら〇〇やらになるそうで…。林野局の人が一生懸命説明してくれるのだけれど、訛っていて聞き取れません…。

 
クタクタになってホテルに帰ると夕食宴会です。こちらの”貢”は、響砂というこれまたロマンチックな名前が頭についているダラト旗産の白酒です。内モンゴルでは乾杯は白酒のみ…とかで、第一テーブルの私は林野局の人からかなり乾杯攻めにあいました。白酒は手元に徳利を置き、小さなグラスで都度乾杯するのですが、数回乾杯したら、その後は徳利で乾杯になりました。徳利を飲み干すなんて…。38度と軽めだったのでなんとか…。その夜は熟睡です。

宴会ではボランティアで参加してくれた人たちも、壇上であいさつしてくれました。実はうちのような日系企業が中国でこういう活動をするのは自己満足っぽくてどうかな…とも思っていたのですが、ネット応募で参加してくれた一般の人からの、うちの社員自らがこういう地道な活動をしていることを知って、親近感を感じたし、また自分も一緒に参加できてよかったと言う感想を聞いて、とてもうれしかったです。

かなり酔っぱらっていたのですが、最後に”来年また会いましょう!”と挨拶させていただきました。来年まで枯れないでいてくれたらいいけど…。

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宝島眼鏡で老眼鏡!

東京にいる時にオサート治療を開始しました。オサート治療というのは、レスリングの吉田選手もやっている寝ている間に凹型のコンタクトレンズを装着することで近視を治す治療法で、私も吉田選手と同じ病院に通い始めたところでした。…極端な近視に乱視の私は、すでに30年以上ハードコンタクトのお世話になっていたのですが、ハードコンタクトも長期間装用し続けるといろいろ眼がくたびれてきているとかで、いろんな眼科からコンタクトの装用を止めるよう勧められていました。

北京でも引き続きオサート治療を続けています。(レンズ調整のために時々は日本に行かないといけませんが…。)オサートをしていると確かに視力は回復するのですが、体調やコンタクトの入り具合により、日々の視力はかなり変動があります。もともとが度近眼過ぎて、オサートレンズをしても裸眼で見えるレベルにはならないので、普段はソフトコンタクトをするのですが、見えたり見えなかったりです。特に北京に来てからは、なぜかパソコンの画面が見ずらく、これは日本で調整したソフトコンタクトが合っていないせいかと思い、宝島眼鏡に行きました。
ここは台湾系の眼鏡屋さん。ソフトコンタクトを外してしばらく目を休めてから、日本でも受けたことのないようないろいろなテストを受け、視力を計ります。…そう言えば、台湾の人って、香港人もそうだけど、ほとんどメガネだものね。結局、ソフトコンタクトの度数はあっていたのですが、とどのつまり、老眼ってことだったみたい…。齢を取るのって辛いわぁ。パソコンが見える距離での老眼鏡を作ってもらいました。

レンズはともかく、フレームはピンキリ。なぜかどこかにピカピカキラキラのワンポイントが入っているのよね。キラキラのないのをお願いすると、お値段が一気に上がります。まぁまぁのフレームと普通のレンズを選んで、なんと7000元!老眼鏡って百均で売っているので安いもんだと思い込んでました。

確かに高いけれど、宝島の丁寧な接客で安心です。眼鏡は1週間で出来上がりました。…それでも、時々パソコンの画面が見えにくい時があるのよね…。

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僑福芳草地…美術館みたいなファッションビル

先日、タクシーでの帰り道、藍島百貨の北側に三角形の建物を発見。運ちゃんに聞くと、新しいファッションビルで、ショッピングもできるしオフィスも入っていると言う。…そう言えば、とんかつのサボテンがあると聞いていたビル?

ビルの周りは大きなオブジェがいっぱい。うなっている大きな犬やこんな兵隊さん。ビルの前の噴水からはドライアイスの煙がもうもうと出ています。

ビルの中もこんな感じ。中国の現代アートがたくさん!中国の人は大きなオブジェが好きみたい。店内も一流ブランドが入っています。なぜかセクシー下着系も多い…。ケイトスペードはまだ改装中。上海でよくパンを買っていた食品スーパーも入っています。

レストランもいろいろ入っていて、台湾系が多い気がします。日本食は伊藤屋(たぶん、昔上海にいくつかお店があった居酒屋)とサボテン。なんだか、居酒屋、トンカツ屋とは思えない豪華な店構えです。

私のお目当ては鼎泰豊。お尻にカリフラワーが刺さっているケンタウルスの像の横にありました。店内は意外と広いです。お昼も食べていなかったし、お腹がすいていたので、さんざん迷った挙句、小龍包と担担麺と野菜炒めを注文。あと、台湾ビール!

特に小龍包の値段は結構高いんだけど、でも美味しい。べらぼうに熱くないし、パクパク食べられます。担担麺はゴマ風味がとても濃厚。一生懸命混ぜたあと、お酢とラー油を垂らすと…!!台湾ビールと合うのよねぇ…。確か台湾の本店は汚い店だったと記憶しているのだけれど、中国や日本ではすっかり高級料理店です。店員さんの物腰もいいし。

近くにこんな場所があるなんて、また北京生活の楽しみが増えました。

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台所用洗剤

昨日買ったアイロン、オーブントースター、コーヒーメーカー、浄水器が届いて、北京生活のとりあえずの準備は整いました。後は船便の到着を待つのみ。

ところで、前任者からもらった台所用洗剤をよく見ると、”野菜用”と書いてあります。

野菜用?説明書きを読むと、野菜と食器を洗うための洗剤なのですね。残留農薬の問題があって、中国人社員に聞くと、野菜はずっと流水に浸して洗っていると聞きます。流水はともかく普通に洗剤で洗ったりもするんですね。清潔で安全と言えばそうかもしれませんが、洗剤で野菜を洗うのって、ちょっと抵抗があるなぁ…。

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