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北京暮らしの毎日を思いつくまま。
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oyamei
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江戸もの、大相撲
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5度目の中国赴任となりました。最初の赴任から20年以上経ち、北京の大きな変化を実感しています。
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海底捞火鍋で風邪が治った?



四川火鍋の有名チェーンですが、実は初めて行きました。上海にいた頃、近所にあったのだけれど、いつも人が並んでいて結局行きそびれていました。こちらはお客様第一を徹底しているのが特徴。並んでいるお客さんには、靴磨きやらマッサージ、ネイルやボードゲームを貸し出したり…で退屈させません。お食事中にもごらんのとおり、お客様の目の前で麺打ちパフォーマンス。最後にはお客さんの鼻先に麺を伸ばします。わっ!と思うのですが、顔にはくっつきません。なんでもお客様をかすったら、お代はタダになるそうです。自分から顔を突き出したら?…それはタダになりません、そりゃそうやね。このお店には2人パフォーマーがいるそうなのですが、すごく忙しそうでした。

一緒に行った方は海底捞火鍋の老班と同じ出身地だそうで、ここの老班は故郷では一番の出世頭だそうです。まずは四川でお店を開き、その後西安に進出、そして鄭州で展開した時に事業はぐんと拡大したそうです。四川省はあまり麺は食べませんので、この麺パフォーマンスは鄭州で生まれたとか。事業拡大は美味しいからでもあるのですが、お客様第一の徹底ぶりが有名になったからと言われています。従業員ひとりひとりにもある程度の裁量があり、お客様のリクエストにきちんと応えますし、期待以上のサービスもしてくれています。うちには野菜を要望通りに切ってくれたり(一緒に行った方が結構細かくて、野菜の切り方まで指示するのです)、ビールにキュウリを入れてくれたり(味が爽やかになるとかで、キュウリスティックをジョッキに入れられました)、パフォーマンス付きの麺をタダにしてくれたり、後でカラオケに行こうと相談しているのを聞いてカラオケ店で食べるつまみを持たせてくれました。…うーん、日本人にはちょっとクドイかな?でも笑顔のサービスは気持ちがよいもので、お客さんと従業員がすぐに友達みたいなります。従業員自身も大変大事にされていて、従業員寮のレベルはとても高いとか。冷暖房、WIFI完備で食事つき…。

肝心のお味は…めっちゃ辛い!辛くて美味しい!私は鼻づまりで体調がイマイチだったのですが、辛い鍋をたらふく食べて一晩寝たら、鼻づまりは見事治りました。…薬のおかげかもしれないですが。…でも一緒に行った同僚は二人とも翌日お腹をこわして欠勤。彼女らが食べて私が食べなかったものを思いつかないのですが、私はキュウリ入りビールを結構飲んだので、これが効いたのかしら?



外国人が来ているということで(日本人の私のことですね)、特別に変脸のパフォーマンスもありました。仮面をつけてマントを着た兄ちゃんが音響設備を持参で部屋に入ってきます。音楽はお決まりの変脸のテーマソングです。目の前で見ると顔にいっぱい薄い仮面を貼り付けているのが分かります。でもどうやって一瞬で仮面をはぐのかが分からないのよね。あのマントに秘密があるのかなぁ。

面白かった!

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北京の日式イタリアン Kitchen Igosso


9月に入ってから3日以外は雨や曇りの日が多く、朝晩の気温も急にぐっと下がり…、風邪をひいてしまいした。2日連続で重慶料理やら四川料理やらで汗をかいて、一瞬治ったと思ったのですが、昨日からまたグズグズです。

最近、食べたものをご紹介。まずは日式イタリアンKitchen Igosso。前は確か違う場所にあったと思うのだけど、今はえらくディープなところにあります。なんでここ?隣は日本レストランGEBAGEBAです。いつも北京人民の市場を通って行っています。

店内はオシャレな雰囲気で、北京の外資系で働いていそうなワーキングウーマンがボーイフレンドや仲間同士の集まりで来ていたり、カウンターでは外人がワイン片手に楽しんでいたり…。日本人ってあんまり見ない気がします。 
 


お料理もとってもキレイ!日式だから日の丸?マグロのナントカカントカです。ワインを飲みながら舌鼓。幸せですなぁ。
   


このお店にはハンバーグが食べたくなると来ています。もちろん他のメニューも美味しそうなのだけど、ついオーダーしちゃう。肉汁がジワっとソースもこってりと。うーん、ビールが美味しいね!ハンバーグと言えば、両国の国技館前にあったステーキ屋さんのハンバーグを思い出します。あれも大変美味しゅうございました。また食べに行かなくちゃ。



最後にパスタで。…ちょっと食べ過ぎやねぇ。

大変おいしくいただきました。 満足でございます。
 
 

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正義必勝!平和必勝!人民必勝!!

 
  ”人民必勝!!”のところで習近平主席はこぶしを振り上げました。正直そういうポージングをするとは思わなかったのでビックリ!
 
北京は9月2日の夜からバスや地下鉄等、一般市民の足にも規制が入り、事務所からも15時を過ぎるとほとんどの現地従業員は帰ってしまいました。9月3日からは三連休、しかも9月3日はなるべく外出しないようにとのこと。パレードを見たくても近寄れないので、今日は朝からCCTVの勝利日特番三昧です。長安街沿いのビルは9月に入ると出入り禁止、オフィスがある会社は自宅勤務にされているそうです。長安街沿いのアパートも9月2日の18時以降は出入り禁止。ちょっとやりすぎじゃない?
9月2日の夜、ちょっとウロウロしていると緑の制服を着た見目麗しい若者たちが列を組んで行進しています。ぴしっと爽やかで、ツイツイついていきそうになる。ケリーホテルの出入り口は空港みたな安全チェックがありました。誰か要人が泊まっているのかなぁ。ケリーホテルは世界陸上の時には織田裕司が宿泊していたとか…。

 
習近平主席の重要講話の中で盛り上がったのは、30万軍を削減といった時。拍手が起こっていました。…ふーん。あとは”必勝!”の決め台詞のところですね。
それからこんなオープンカー…と言うか、車の屋根が小さく開いたところから身体を出した状態で天安門から登場。もう一台同じような車が軍人さんを載せてやってきて、顔を寄せ合い、”閲兵の準備ができました!””開始!”。…で巡回が始まります。…そうか、こんな風にするもんだから長安街沿いの建物を目隠しするのね。ゴルゴ13なら一発やもんね。
軍隊の横を通るときに、主席は”同志们好!” ”同志们,辛苦了!”と繰り返し声を掛けます。その度に兵隊さんたちが”何とかカンとか!”とやはり決め台詞みたいなのを返しているのですが、よく聞き取れません。
”同志们好!” "早上好!! "
”同志们,辛苦了!” ”为人民服务!!”
って聞こえるんだけど、違うかなぁ。ひさしぶりに同志って聞きました。
 
 
それから軍隊が主席台の前を次々にパレードします。すごいロケット弾やら洗車やら青い飛行機を載せたのやら、ロシア軍やらも行進します。主席台にはチャイナセブンや各国のVIPが並んでいるのですが、懐かしい国家指導者達も並んでいます。江沢民とか胡錦濤とか温家宝とか。ついこの間まで第一線だった方々ですが、過去の人って雰囲気になっています。江沢民は髪の毛が薄くなっていてちょっと弱弱しい。呉邦国やら朱鎔基やら李鵬とかも並んでいた気がしたのですが、なんだか年をとっていて、それにサングラスをかけていたりしてよく分かりません。それにしても李鵬って一体何歳?

 
最後は彼女達、医療部隊。美人を揃えすぎじゃない?

 
飛行戦隊がやってきます。ホント、70ってなってる!


なんか分からないけど、こんなごっついのも飛んでいます。先週軍事パレードの練習の時、ゴルフ場で次々と飛んでくる飛行隊を見ました。…なんだかスターウォーズと言うか…、宇宙戦艦ヤマトの凱旋パレードを思い出しました。次にヤマトみたいなのが飛んできたらすごいのに。

 
 アパートの窓から飛行隊は少しぐらい見えるかなと思ったのですが、どうやら窓が反対向き。音はするんだけどね…・急いで下に行くと、コンシェルジュのお兄ちゃんがスマホを持って上を見ています。”見える?””下の方にちょっと。外に出た方がよく見えるよ”とのことで、大急ぎで外へ。
  
…うーん、ちょっと遠いけど見えます、見えます!楔形になって戦闘機が西へ飛んでいきます。マッサージ屋から飛び出てきたお姉ちゃんとお兄ちゃんも一緒に直射日光に晒されながらスマホを空にかざします。最後の方ですごく早い戦闘機がピューッと通り過ぎ、ヘリコプター軍団みたいなのがやってきて…終わりました。

部屋に帰るとちょうと特番生中継も終わり。あっと言う間でした。
北京の厳戒態勢もこれで緩和されるのかしら?天津の爆発事故以来、なんとなく中国では爆発事故が続いています。何もなければいいけれど。

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世界陸上@北京で大盛り上がり!


北京の世界陸上が間もなく終わります。開会式前の22日午前と29日午後に見に行ってきました。私にとっては2008年北京オリンピック以来の鳥の巣、テンションが上がります。29日の100メートルリレーは中国チームの大活躍でスタジアムがまさに割れんばかりの大盛り上がり!耳がキーンと遠くなりました。

 
8月22日午前中は開会式前っということだったのですが、まぁまぁの人の入り。この日は男子マラソンがありました。私は遅れて行ったので見れなかったのですが…。日本の男子は残念でした。
 
 
席はかなり前の方のよい場所。当日はびっくりするほどのよいお天気で、最初のうちは機嫌よく見ていたのですが、日向が広がるにつれ、お客さんはドンドン後ろの日陰に下がっていきます。気が付いたら前の方にいるのは青い服着た係員と年寄だけ。 
 

22日は3000メートル障害や女子砲丸投げ、ハンマー投げなどの予選がありました。フィールド競技はスタジアムの大きなディスプレイを見ながらじゃないと遠目では試合の様子はよく分かりません。選手のこともルールも馴染みなく、ちょっと分かりにくい。…トラックに何やらフワフワの丸いモノが飛んでいます。よく見たら、砲丸投げの選手がフワフワのボールで練習しているところでした。一方、トラック競技は結構面白い。3000メートル障害レースは盛り上がりました。黒人選手が何せ強いのですが、ひとり背の低い黒人選手が周回遅れで頑張ってハードルやら水たまりやらを越えていく姿はなんとなく可愛らしくて、中国人の観衆らも半笑いしながら応援していました。
 

29日は決勝が目白押し!フィールドは女子走り高跳びと男子円盤投げです。円盤投げはちょっと地味で…。一方、走り高跳びは盛り上がりました。選手はみんなキレイだし、跳べた後のしぐさが可愛らしい。ロシアの3選手が国旗をまとってウィニングラン!スタジアムのどのコーナーでもすごい声援です。さすが決勝は盛り上ります。22日は予選ばかりでチケットは100元、29日は決勝ばかりで300元。
 

29日の午後は男子十種競技のやり投げと1500メートルがありました。日本の選手が決勝に残っていない中、十種競技で日本人選手が見られてよかった。この写真は最後の1500メートルの入場シーンです。日本選手のユニフォームはテレビ画面ではピンク色に見えていたのですが、会場でみるとオレンジ色。テレビの再現性ってやっぱり限界があるのね。或いは私の眼がおかしい?
…そう言えば、マスターでも日本の女子選手がいましたね。なんで世界陸上で50歳以上のマスター選手が走るのかちょっと不思議ですが、こんなものなのでしょうか。日本の女性は結構速くてびっくり。会場もとても盛り上がりました。 
十種競技の日本人二選手は、やり投げはイマイチだったのですが、1500メートルは中村選手がブッチギリ。これは気持ちがいいですね!“ガンバレぇー!””イケ、イケ、イケぃー!”と大声で日本語で叫んだら、周りの中国人にガンミされました。

 
十種競技は試合終了後、全員でスタジアムを一周。観客が全員で世界の鉄人たちに拍手。お疲れ様でした。
 
 
29日はいくつか表彰式もありました。メダルとキャラクターのぬいぐるみの授与の後、上から下まで白いぴっちりした服を着た見目麗しい中国人の男の子6人により国旗掲揚が始まります。国歌が流れ始めると、…観客全員が立ち上がって厳かに見守ります。うーん、日本が金メダルでもみんな立ち上がってくれるのかなぁ。
 
 
これは北京大会のマスコット(中国語では吉祥物)。フクロウかと思ったら、なんとツバメです。”燕児”と言うらしい。…中国人ってこういうの下手くそですね。北京五輪のも可愛くなかった。じぃーっと見ていたらそれなりに可愛い気もする…かな?このデザインは中央美術学院の先生と学生の作品らしいです(中央美術学院って89年の天安門に学生たちが女神像をつくった学校ですね)。燕(北京は燕京とも呼ばれます)と燕柄のタコ(タコは北京名物で北京の空によく揚がっています)と京劇の隈取りを一体化したものとか。…なるほど。でも体型に違和感あり。燕はもっと頭が小さくて羽がつややかに長くて、つぃーッと飛ぶものよね。
 

女子の100メートルリレーで会場は大盛り上がり!観客席にもラムちゃんカラーのジャマイカ人が目立ちます。…さぁ、いよいよ男子100メートルリレー!
 

わぁー、ボルトがこっちにやってきたぁ。やっぱりでかい。
 
 
北京でもボルトはスゴイ人気!なにせ2008年の北京オリンピックのイメージが強くあります。あの時のボルトはすごかった。私もですが、あの印象が頭にしっかり刻まれています。決勝には中国チームも出るので、スタジアムは興奮状態。あちらこちらでウェーブやらエールやらが怒涛のように起こっています。会場内には”お静かに!”とのアナウンスが…。全員が立ち上がっていて、もちろん私も立ち上がっているのに全然前が見えない!横の中国人の子供に倣って、イスの上に登ってスタンバイOK。レースはあっと言う間。中国チームがはやーい!びっくりするほど本当に速い!スタジアムはエライことになっています。
 

中国人選手が五星紅旗を身にまといトラックを走ります。みんな手を上げて大興奮!日本も決勝に残っていたらなぁ…。予選のバトンのミスが悔やまれます。 
 

大興奮の後、会場を後にしました。地下鉄も混乱しているんじゃないかと、早々に出てくる人達が結構います。…振り返ると、鳥の巣が赤く浮かび上がってキレイ。上にはお月様。もう少ししたら中秋です。

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おまけ。九寨溝のパンダ


おまけです。九寨溝でみつけたパンダです。四川省だけあってパンダがよく使われています。これは九寨溝の入り口で長蛇の列を仕切っていたポールの上に乗っていたパンダ。何か言いたげな口元。お腹すいた?何か欲しい? 
 
 
九寨溝で巡回していた車の上にもパンダ。なんだかとってもWWFのパンダに似ている。まさか九寨溝でパクリ疑惑?
 
 
九寨溝はこういうバスがたくさん走っていて、スポットからスポットへの移動は歩くかこれを使うことになります。道がかなり蛇行しているのですが、バスは猛スピードで走ります。吊革につかまっていても身体がぐるんぐるん回ります。ここにもパンダ。笹の葉模様もついています。

おまけでした。

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