先週はずっと晴天続きで、それなりの青空だったし、マスク姿もほとんど見かけなかったので、北京の空気もまぁまぁやんか…と思っていたのですが、今週に入ってかなり重度のスモッグがかかっています。

先週は見えていたこの向こうの卵形の人民日報のビルもよく見えません。昨日からは黄色警報も出ていたとかで、マスク姿の方が断然増えました。

河北、天津、北京の空気がやはり悪いそうですが、北京はましな方だとか。また風が吹くと空気がきれいになるこれら地域に比べ、武漢や成都など、内陸部は空気の流れが悪く、なかなか改善しないそうです。あと北京は、夏はPM2.5は低くなるそうですが、その代わり光化学スモッグが出るとかで、空気の質はやっぱり悪いそうです。光化学スモッグだとマスクをしても防げないので、外に出ないようにするしかないとか。そう言えば、７、８年前もPM2.5はあまり聞きませんでしたが、光化学スモッグは出てました。

PM2.5対策のマスクとして要点はぴったりと顔にくっついていることなのだそうです。北京は今、ずいぶん暑く、船便がまだ到着せず冬服しか持っていない私にとっては、これに加えてヒッタリとしたマスクを付けるなんて…ぞっとします。たるみ気味、且つ、厚化粧だと、ぴったりマスクを取った後の顔が、恐ろしい…。

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今日も多分晴れ。pm2.5は198、軽度汚染で、全体的に白く煙っています。

用事を済ませるとちょうどお昼時。前から気になっていた”緑茶”と大きな看板のあるお店に入りました。喫茶店かなと思っていると、浙江料理屋さんとのこと。店の壁にずらっと紹興酒のカメが並んでいます。ここの店はメニューは文字だけで写真なし。うーん、こういうのが困るのよね。

まぁ、いいか…いつものと思って、皮蛋豆腐に辣子鸡、馒头と燕京鮮ビールを注文。
まず出てきた皮蛋豆腐にびっくり。皮蛋がペースト状になっていて、豆腐の間に挟まっています。ふつうは豆腐の上に粗ミジンの皮蛋が乗っていたりするのだけど。
  
うん。味は皮蛋豆腐です。でもいつものヤツの方が美味しい気がする。奥に並んでいる茶色が饅頭です。これは香ばしくて美味です！ちょっと量が多いけどね。
 
  
 待っていました！辣子鸡。土日のお昼過ぎ、ビールを片手にこいつをつまみつつ、新聞を読むって言うのが、理想の土日の過ごし方。…でも、あきませんなぁ、揚げすぎですぜ。おこげを食べているみたいで美味しくない。…がっかりです。

ここのレストランは中国人には人気店のようで、次々とお客さんが入ってきます。私の両隣で食べているのが、食パン1斤をくり抜いた中に小さく切られた食パンが入っていて練乳をかけたヤツ。今、流行っているのかしら。昨日行った香港風ファミレスにも同じメニューがありました。

注文したものが失敗だったかしら、今日はイマイチだったかな。多分当面ここには来ないなぁ。

帰り道、数匹のスパイダーマンを発見！
 
窓拭きをしているだろうけど、競争しているみたいに見える。ホレホレ、がんばれ！

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昨日はとてもいいお天気で、pm2.5も低かったと思う。夕方４時に何やら人だかり。
覗いてみると、揃いの黄色いＴシャツを着た老外の子供達に英語でカンフーを教えています。
いやぁーッと回し蹴り。ジェットリーみたいなことが、ワイヤーなしに出来るのね。

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前任者が帰国し、いよいよ一人立ちですが、何とも頼りなく、周りも不安の表情。こんな時に限ってやっかい事が起こるものです。取り敢えず週末はゆっくりさせてもらって、月曜日に考えるようにしようっと。

仮住まいのアパートの近くにある香港式ファミレス？でお昼。広東点心を頼んだのだけれど、15分ぐらいしてから、ハーガウがないって言ってきました。…ここは北京だし、ちょっと我慢。

昔と違って最近は日本みたいにメニューには写真が載っています。

これを見て美味しそうと思うのかな。目を閉じて上を向いてるトリ達が、観念しましたぁーって感じで、すがすがしい。

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北京に来てから1週間。赴任経験はあるとは言え、緊張しながら仕事を覚えているところです。

羽田を出発したのは3月8日。本当にいいお天気で、上空からスカイツリーもくっきり見えました。ついこの前まであの辺りに暮らしていたんだけど、飛行機が飛んでいるところなんて気にしたこともありませんでした。富士山もくっきり。日本ってなんてきれい！ 宇宙も近いように感じます。



これで5回目の中国赴任ですが、毎回日本を出る時は、いろんな思いが込み上げます。今回はおそらく今の会社では最後のオツトメ。悔いのないように精一杯やろうとか、後に残る仕事をしようとか、中国通になれるよういっぱい吸収しようとか、日本にいる友人達や家族にあんまり会えなくなるなとか…。

職場の飲み会の挨拶で、特に女性社員に、女の人が仕事を続けるのは不利な点もいろいろあって、チャンス自体が少ないけれど、巡ってくる数少ないチャンスは必ずモノにするようチャレンジして欲しいと、偉そうに言ってしまいました。…この言葉はそのまま私自身に。

とりあえずは住処を整えるところからです。

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